毎年5月の頃に淡路島に行きます。今回もいつも泊まるホテルの近くの三熊山の山頂に洲本城の天守閣が見えます。一度は上りたいと思っていましたが、今回朝食を食べ終わり、7時半より登り始めました。天候は晴れ、登っていくと少し汗ばんできましたが、登ることおよそ15分で天守閣に到着、750mのかなりきつい登り路でした。ちなみに洲本城は、1526年に三好氏の重臣安宅氏が築城し、戦国時代から江戸時代初めにかけて色々と城主が変わり、1615年に夏の陣で功を上げた蜂須賀至鎮に淡路国一国を加増されて阿波国と合わせて25万石の外様大名となり、阿波藩が派遣した城代稲田家が置かれることとなって明治維新まで続いたそうです。天守閣の広場を掃除されている高齢の男性がおられました。ご苦労様ですと声を掛けたところ、少しお話が出来ました。見学に来られる方に少しでも気持ちの良い思いをしていただきたいと掃除していますと答えられ、ちょっと待ってくださいと仰り、建物に戻られ、こんな絵葉書ですがと言われ頂いたのがこれです。5枚入っておりました。洲本城や山頂から見下ろす城下の風景など素晴らしい絵葉書を頂きました。趣味で書いています、暇つぶしですと仰られ、7年前に洲本に憧れて、神戸市内から移住してきました。老後は自分の好きなように生きていきたいと言われていました。
すごく共感を覚えました。旅で色んな出会いがある、たまりませんねー。
旅で会う そんな出会いで 心和む
天守閣 見上げて思う 過去歴史