インフルエンザで川西市と池田市に住む孫たちの小学校で学級閉鎖や学年閉鎖が起こっている。テレビやニュースでも頻繁に取り上げられており、例年より流行が早くなった理由として、①記録的な猛暑による睡眠不足や夏バテによる栄養不良と冷房の効いた室内で長時間過ごすこと、②流行地域からウイルスが流入したこと(オーストラリアなど6~8月の冬の時期に流行していた)特に海外からの観光客が多かったことで流行が早まったと考えられている。罹りやすい人の5つの特徴として、1.血糖値が高めの人(白血球が減っており、免疫力が低下している) 2.肺炎にかかったことがある人(もともと感染症に抵抗力が弱い) 3.アレルギーのある人(常に免疫が過剰に反応していて炎症で防御機能が疲弊しがち) 4.栄養不良(免疫細胞そのものを弱らせている) 5.多忙・睡眠不足(免疫関連のホルモンの乱れ)が挙げられている。今インフルエンザA型(特に香港A型「A/H3」)が流行っており、罹らないようにするためには、一にワクチン接種、二に手洗い、三にマスク着用、四に室内の換気と湿度管理(50%~60%)五に感染者との接触を極力避ける、と言われている。罹ってしまうと、潜伏期間1~5日間で発症し、感染力のピークは、発熱などの症状が出始めて72時間、発症1日前から発症後5日間まで感染力があるそうだ。今は良い薬があり、一般的な飲み薬タミフル(1日2回5日服用)同じく新しい飲み薬ゾフレーザ(1回のみ服用)その他吸入薬のリレンザ、点滴薬のラピアクタがある。兎に角発症したら、すぐ医療機関に受診し、お薬を早く飲むと早く治る。罹る前にまずはワクチン接種しよう。
高齢者 まずはワクチン あとマスク
罹ったら すぐに診察 あと薬














































