トランプさんが何かと世間を騒がしています。関税に始まり、ロシヤのプーチンとのアラスカ・アンカレジでの会談、この事で、一体アメリカと日本との差がどれ位あるのかを、色んな角度から考えてみました。まずは人口、2023年の比較では、アメリカは3億4350万人、日本は1億2530万人です。そして2023年のGDP(名目の国内総生産)はアメリカ、27兆7207億ドル、日本は4兆2106億ドル、人口ではアメリカは日本の3倍、GDPは日本の7倍です。ちなみに二位は中国で人口は14億1000万人、GDPは、17兆7600億ドル、三位はドイツで人口は8440万人、GDPは4兆5000億ドル、日本は人口では12番目,GDPでは4番目です。人口では一番多いのはインドで14億2860万人、GDPも3兆5670億ドルでその内にGDPはインドに日本は抜かれるでしょう。またプロ野球選手の日米間の年俸を比較すると一目瞭然、日本の最高年俸は中日から巨人に移籍したR.マルティネスの12億円、アメリカ大リーグの最高年俸はヤンキースからメッツに移籍したファン・ソトの176.7億円でその差はおよそ15倍です。またゴルフではアメリカPGAの2024年の一位シェフラーの獲得賞金は28億円、日本の賞金王金谷拓実は1億2千万円とこれだけの差がついています。野球もゴルフも日本の一流選手がアメリカへ行く気持ちはわかります。世界中の優秀な選手がアメリカを目指しており、さらにレベルが上がっています。大谷翔平選手を筆頭に日本人選手も男女を問わず野球やゴルフでアメリカで大活躍しています。国力=経済力=軍事力という図式から力により現状を変えていこうとする動き(戦争も含めて)が加速しているように思えてなりません。戦後80年日本は平和な時代を続けてきました。我々日本国民が平和で豊かな生活を送るためには、これからどうしたらよいでしょうか?トランプさんが唱えている「アメリカファースト」という考え方で自国ファースト、自分ファーストという考え方が、世界中に蔓延してあちこちで戦争や紛争が絶えません。キリスト教では「汝の隣人を愛せよ」とあります。仏教の神髄は「空」の教え、執着や苦しみからの解放を説いています。どちらも柔軟で穏やかな心を持つことで争いごとが無くなります。宗教の教えを絵空事とは思わずに、皆がこのような心を持つことで、平和が訪れるのではないでしょうか?でもこれは大変難しいことなんでしょうね?ちょっとテーマが大きすぎてまとまりのない長文な文章になってしまいました。今日は、檀家寺の施餓鬼供養の日です。しかも当番が当たっています。朝から準備して、御先祖様の供養をして平和を祈りたいと思います。
施餓鬼供養一口メモ:施餓鬼供養とは、仏教における儀式で、餓鬼道に堕ちた霊や無縁仏に対して飲食物を施し、その苦しみを和らげ成仏を願う行為です。
施餓鬼供養の様子