バスで一杯飲み

2025年03月07日

久しぶりに友と一杯飲もうということになり、久しぶりでもありませんが、いつもの近くの居酒屋では物足りないので、川西能勢口駅の近くにある魚料理が美味しいその名の通り「さかなと純米」当然日本酒は50種類と豊富、ただ行くのには大変、相談の上で2時間に1本のバスの時間を確認して、昔のように2件3件の梯子はせずに約2時間、美味しい料理と美味しい日本酒を思いっきり飲んで食べて、午後9時には自宅に帰っていました。刺身は熟成した5種盛り、白甘鯛これは絶品でした。友は熱燗、私は冷酒で色んな銘柄を頂いた中で懐かしい佐渡の真野鶴、思い起こせば15年前に佐渡に旅行した時に地酒を数種類飲んだ中にこの真野鶴の大吟醸があり、その後自宅に取り寄せていたのを思い出しました。昨年、佐渡は世界文化遺産に登録され、また行きたい思いが強くなりました。帰りにバスは乗客全部で6名、最後には我々二人となり、これではその内廃線になるなー。

一口メモ:酒の肴の肴(さかな)はお酒を飲むときの料理の総称ですが、室町時代におかずの事を「菜(な)」と呼び、お酒のおかずを「酒菜(さかな)」と書いていましたが、時代と共に字だけが「肴」へ変わり、呼び方は「さかな」のまま残ったそうです。

飲むほどに 酔いが程よく まわってく

あてもよし 冷酒・燗よし 酔いまわる

土地土地に いっぱいあるな うまい酒

朝起きて よく寝た割に 二日酔い

 

 

雛祭り

2025年03月03日

今日はひな祭り、朝から雨と風、あいにくのお天気ですが、桃の節句です。女の子の健やかな成長を願う日としてひな人形を飾ったり、ちらし寿司やひなあられ、桜餅を楽しむご家庭も多いと思います。ひな祭りの謂れを調べてみました。3月3日は、旧暦の「桃の節句」にあたり、桃の花が邪気を払う力を持つとされており、五節句の一つとして古くから重要視されており、「雛流し」という風習があり、身代わりとして人形に罪や穢れを移し川に流していたそうです。貴族社会での「雛遊び」が民間に広まり、形を変えて今のひな祭りとなったようです。我が家でも、毎年七段飾りのひな人形を飾っておりましたが、組み立てるのが大変で、今年は簡単に飾れるセットケース入りのひな人形となりました。

ひなまつり 3月3日 祝日に

ひなまつり 七段飾り もう無理や

ひなまつり 娘の代から 四十年

ひな人形 じじばばともに 古くなる

  (昨年までのひな人形と今年はこれ)

 

 

食料供給困難事態対策法

2025年03月02日

農林水産省のホームページに次のような法律が成立したと書いてありました。そのまま引用いたします。

(近年、世界的な食料需給の変化と生産の不安定化により、食料供給が大幅に減少するリスクが高まる中、食料供給が減少し、国民生活・国民経済に影響が生じる事態を防止するため、平時からの対応に始まり、必要な対策を政府一体となって早期から措置を行う「食料供給困難事態対策法」が令和6年の通常国会で成立しました。)という内容です。その下に注釈として5項目の強制するものではない旨が記載されておりました。例えば現実を見ると、私もJA(農業協同組合)の組合員です。田畑を持ち、以前はお米を栽培しておりました。(実際は、近所の方に作ってもらっていましたが。)作ってもらっていた方も高齢となり、2年前に返してこられ、過去のブログにも書いた通り、障害者福祉施設2か所にお貸しすることができて、維持管理も併せて、野菜や黒ニンニクの栽培をされています。我々の集落も登録農家は25軒、しかも平均年齢を調べてみると、70歳を超えていました。全国平均も69歳、日本全国で次の担い手がいません。そのような中で、わが地区は5ヘクタール(15,000坪)を圃場整備事業として小さな田を1枚の大きな田にして用水路や農道を整備して農業法人など大きな組織の担い手に委託していく計画を行政と一緒になって進めていこうとしています。先日承諾書に署名捺印したところです。また、日本のカロリーベース(国内で生産された食料がカロリー換算でどれだけの割合を占めるか)の食料自給率は、1965年の73%から2022年の38%まで約半分に減少しました。日本の備蓄米はおよそ100万トン、ほかの食料が完全に輸入できなくなると2,3か月しか持たないそうです。米の価格が5kg4000円と例年の2倍近く値上がりしており、庶民を苦しめています。誰かが自分の利益のために買い占めており、そのために値上がりしたとも言われています。ようやく政府は備蓄米21万トンのうち15万トンを3月初旬に放出するそうです。せめてお米だけでも自給率を上げ、お米は玄米のままであれば、長期保存が可能な食料ですので、倉庫など管理コストが必要とは思いますが、備蓄米を増やし、まずは食料の確保を最優先にして、今まで減らしてきた予算を農業、漁業分野に国は予算を増やして、食糧危機に備えてほしいと思います。子や孫、未来のために。