関税

2025年03月31日

トランプ大統領は、3月29日に輸入車への関税で国内の自動車価格が上がっても「一向に構わない」と語り、むしろ値上がりは望ましいとの考えを示しました。 EU、カナダはアメリカの関税25%アップに対しての報復関税として同等の関税をかけるそうです。トランプ大統領は日本に鉄鋼、アルミニュウム製品に続いて乗用車にも25%アップの関税を、トラックに至っては25%から50%アップの関税をかけるという発表があり、4月3日発効するとのこと。ちなみに今の日本の輸出入の現状を調べてみました。2022年の財務省貿易統計によりますと、日本の輸出総額はおよそ98兆円、同輸入総額はおよそ119兆円、貿易収支は20兆円の赤字でした。これはコロナ禍による輸出の伸び悩みと原油高等による輸入総額が増えたのが原因のようです。対アメリカには、2022年は輸出18.2兆円、輸入11.7兆円の6.5兆円の貿易黒字でした。今回トランプ大統領は、鉄鋼とアルミニュウムに25%アップの関税をかけましたが、日本にとって大きな痛手はやはり自動車への追加関税が25%、現在は2.5%ですから約10倍です。アメリカへの自動車輸出金額は、2023年4兆3千億円、全体の20%を占めます。日本にとって大きな痛手となり、さらに景気が悪化します。物価高の上、景気が悪くなる「スタグフレーション」となり、全てが負のスパイラルに陥り、庶民生活に悪影響を及ぼします。さらにトランプ大統領はアメリカ第一主義の政策を掲げ、EUや中国と経済的な対立が深まり、ロシヤ寄りで世界はどうなっていくんでしょうか?益々世界がカオス(混沌)に向かっているように思います。ただ我々は微々たる力しかありませんが、ひとり一人が世の中を良くしようという強い思いは持ち続けなければなりませんね。

お金より 大事なものが 他にある

世の中を 良くする思い 持ち続け

人みなが 微々たる力 結集す

そしてのち 明るい未来 築こうよ

 

 

フグのコース料理

2025年03月26日

カニ料理もそうですが、フグも1年に1回は食べていましたが、行きつけの料理屋が昨年3月に、

高齢のために閉店されました。30年来通ったお店、残念です。

それ以後川西能勢口周辺でフグ料理を食べさせてくれるお店を探していましたが、

遂に発見、昨日仲間4名で行ってきました。コースで頼みましたので、

フグの皮の湯引きを薬味とポン酢でまずビール一杯、続いて、

てっさ(フグ刺し)で日本酒の冷酒一杯、次は唐揚げ、とフグの白子(クリーミー)で冷酒2杯、

てっちり(フグちり鍋)で焼酎水割りを一杯、締めはヒレ酒、そして、最後は雑炊を食べて、

ワイワイと飲んで食って3時間。誰かの言葉をお借りして、満足・満足。

フグ料理 色々たべて 大満足

フグ食べて 日本酒飲んで 締めヒレ酒

フグ皮の湯引き           てっさ

 

唐揚げ                 白子

 

てっちり                  フグの切り身

 

雑炊                   ヒレ酒

 

サザンオールスターズ

2025年03月23日

テレビで「サザンが熱唱SPライブ」を放映しており、食い入るように見ておりました。サザンオールスターズは1974年から活動を始め、1978年に「勝手にシンドバッド」でデビューした私と同世代のグループです。数々のヒット曲を世に送り、今でも老若男女がカラオケで歌っています。私もですが。今回、16枚目のアルバム「THANK YOU SO MUCH」が3月19日に発売されました。早速私も購入しました。「サザンからの感謝状“ポスターカード“先着特典付きです。アルバムの中に2025年の幕開けを飾った「桜、ひらり」が好きです。アルバムの表紙の人形はひな人形だそうで、子供の成長を願う桃の節句に発売されるアルバム名「THANK YOU SO MUCH」はアルバムに関わったスタッフを含めすべての皆様に「本当にありがとう」という思いで付けましたと番組内で桑田佳祐さんは仰っていました。ガンを乗り越え、ボランティア活動も積極的に行っておられ、紫綬褒章も授与されました。日本をこよなく愛されておられます。これからも我々に歌を通じて夢と希望を与えてください。

ちなみに桑田佳祐さんの「座右の銘」は、「また逢う日まで」を挙げており、「『こんにちは』でも『さよなら』でもない、けっして重くも軽くもなく、人に対してこんなに気遣い溢れる、さりげない思いやりの言葉、美しい響き」と語っている。また、植木等の「だまって俺について来い」の一節「そのうちなんとかなるだろう」も座右の銘として挙げている。

好きな歌 「いとしのエリー」に 「TSUNAMI」かな

茅ヶ崎を こよなく愛す 桑田さん

茅ヶ崎サザンビーチのモニュメント    茅ヶ崎サザン芸術花火

 

この時期にまた雪が

2025年03月19日

昨年は3月21日に雪が降りました。今朝起きると、雪が降って少し積もっていました。

一年はあっという間に過ぎていきます。庭のモチノキも実が赤く色づき、

ヒヨドリが実を啄んでいます。例年見かける風景、雪と餅の実とヒヨドリ、風流ですね。

(今年の句)

モチの実を ヒヨドリついばむ 春の雪

(昨年の句)

モチの実を ヒヨドリついばむ 冬景色

(一緒やん、もっとひねらな)

「令和7年3月19日の写真」

 

「令和6年3月21日の写真」

 

 

弔辞

2025年03月17日

総代を務めているお寺(曹洞宗の尼寺)の庵主様が天寿を全うされた。先代の庵主様に名前を付けてもらって、お寺の世話人を三十年以上勤めてきた。ただ仕事の都合で名前だけの時期もかなりあったが、弔辞を読むような立場となり、先日テレビで西田敏行さんの弔辞を米倉涼子さんや三谷幸喜さんらが読んでおられたが、実に見事に西田さんとの関りをユーモアを交えて、心にしみる言葉でお話しされていたことを思い出して、三十数年を振り返り自分なりに心を込めて弔辞を読もうと決めて臨んだ。言葉に詰まりながらも思いは通じたのではと自己満足。このお寺は、1707年創建で今回お亡くなりになられた庵主さんは、二十八代目の曹洞宗の比丘尼(尼僧)です。次のような遺偈(ゆいげ)を残されました。その遺偈(師僧が悟りの境地を漢詩風に表現し、弟子に与える辞世の句)が貼り出されていました。それがこれです。                                                            「九十二年 風驚雨過 乾坤獨歩 草鞋踏破」意味は以下の通りです。

(九十二年の生涯は、激しい風雨の中で過ごした。まだ天地を独歩する気概は失わない、これから草鞋(わらじ)を着けて行脚(あんぎゃ)に出づる)という意味だそうです。言葉の奥が深い。

只管打坐 唯々座る 無の境地(曹洞宗の神髄)

振り返る 庵主様との 関りを

思い出す いつもニコニコ 微笑みを

お別れに 心を込めて 弔辞読む

 

 

聖徳太子

2025年03月14日

雑誌で、最近の教科書には聖徳太子の名前が消えていると書いてあったので、真意の程を確認しようとネットで検索、聖徳太子ではなく厩戸王(うまやどのおう)、日本書紀には「上宮厩戸豊聡耳太子(うえのみやのうまやととよみみのひつぎのみこ)」と書かれており、聖徳太子という名称は、死後130年後の書物に初めて出てきたそうです。歴史の研究が進み、「厩戸王」という実在した正しい名前で教科書に記述されているそうです。ただ我々の世代は、聖徳太子は一万円札でたえず目にしておりましたし、「十七条憲法の制定」や「冠位十二階の制定」「仏教の保護」「法隆寺・四天王寺建立」「遣隋使派遣」など伯母(聖徳太子の母の姉)である推古天皇の摂政として国政を見事に運営されておられました。特に「和をもって貴しとなす」という言葉は、日本の協調性を大切にする価値観のルーツとされています。ただ晩年は失意のもと、法隆寺に接した斑鳩宮に引きこもり、622年48歳で亡くなられたそうですが、死因に不審な点があるようで、色々調べていると、こんな本「聖徳太子は誰に殺された」を見つけて読んでみました。ご興味のある方はお読みください。史実がどうあれ、聖徳太子様は永遠に不滅です。

柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺(正岡子規作)

法隆寺 聖徳太子 建立す

和をもって 貴しとなす 今昔

どうしたら 一度に十人 聞き分ける?

 

 

東日本大震災

2025年03月11日

東日本大震災は2011年の3月11日14時46分に発生しました。「東北地方太平洋沖地震およびこれに伴う福島第一原子力発電所事故」による大規模な地震災害(震災)です。私はその時は東京八丁堀のビルの5階で会議をしておりました。国内観測史上最大のマグニチュード9.0、震度7、東京でも最大震度5強、横揺れが大きくゆっくりと揺らす「長周期地震動」が観測されました。すぐに兵庫県川西市の本社に電話すると、何かありましたかと言うような反応で、すぐテレビを付けるように言った記憶があります。首都圏では「帰宅困難者」が515万人、交通機関が全て停まり、今日帰阪する予定も不可能、泊まるホテルを探してようやく1室見つかりましたが、午後9時までチェックインできず、とりあえず6時過ぎまで会議を続けておりましたが、テレビを見ると大津波と火災も発生、大きな被害を出しており、東京営業所や札幌営業所、東北方面に出張している社員の安否を確認、仙台出張中の社員1名が、空港へ向かうのに津波が来ており、何とか空港にたどり着き、二階へ避難して九死に一生を得たそうです。午後6時に会議も終わり、東京在住の社員二名と食事ができる居酒屋を探している時に八丁堀近くの隅田川を見ていると川の水が逆流しているのが見えました。居酒屋をいくら探しても満席で探す事1時間、ようやく見つかり10時過ぎまで地震の話で終始していました。二人は歩いて帰るとのことで、ここで別れてホテルに向かいましたが、チェックインして、部屋は10階、エレベーターは止まっており階段でようやく部屋に着きました。水は止まっていませんでしたが。テレビを付けると東北の太平洋側は津波でほぼ壊滅状態、亡くなられた方も多数、翌日は二次災害の福島原発事故、あれから14年です。神戸淡路大震災から30年、次は南海トラフ地震の発生が懸念されています。災害大国日本から防災大国日本となれるように日頃から心がけたいものです。翌平成24年に仕事で盛岡を訪問、仕事が終わり、レンタカーで85km、宮古へ、津波でこんなことになっていました。ただ1軒寿司屋さんが店を開いておられ、それから盛岡へ行くたびに訪問しておりました。しばらく行ってませんが、「寿司 魚正」今も元気にお店をされています。もう一度ぜひとも訪問したいお店です。

震災1年後の宮古

ポツンと一軒屋の「寿司 魚正」

 

バスで一杯飲み

2025年03月07日

久しぶりに友と一杯飲もうということになり、久しぶりでもありませんが、いつもの近くの居酒屋では物足りないので、川西能勢口駅の近くにある魚料理が美味しいその名の通り「さかなと純米」当然日本酒は50種類と豊富、ただ行くのには大変、相談の上で2時間に1本のバスの時間を確認して、昔のように2件3件の梯子はせずに約2時間、美味しい料理と美味しい日本酒を思いっきり飲んで食べて、午後9時には自宅に帰っていました。刺身は熟成した5種盛り、白甘鯛これは絶品でした。友は熱燗、私は冷酒で色んな銘柄を頂いた中で懐かしい佐渡の真野鶴、思い起こせば15年前に佐渡に旅行した時に地酒を数種類飲んだ中にこの真野鶴の大吟醸があり、その後自宅に取り寄せていたのを思い出しました。昨年、佐渡は世界文化遺産に登録され、また行きたい思いが強くなりました。帰りにバスは乗客全部で6名、最後には我々二人となり、これではその内廃線になるなー。

一口メモ:酒の肴の肴(さかな)はお酒を飲むときの料理の総称ですが、室町時代におかずの事を「菜(な)」と呼び、お酒のおかずを「酒菜(さかな)」と書いていましたが、時代と共に字だけが「肴」へ変わり、呼び方は「さかな」のまま残ったそうです。

飲むほどに 酔いが程よく まわってく

あてもよし 冷酒・燗よし 酔いまわる

土地土地に いっぱいあるな うまい酒

朝起きて よく寝た割に 二日酔い

 

 

雛祭り

2025年03月03日

今日はひな祭り、朝から雨と風、あいにくのお天気ですが、桃の節句です。女の子の健やかな成長を願う日としてひな人形を飾ったり、ちらし寿司やひなあられ、桜餅を楽しむご家庭も多いと思います。ひな祭りの謂れを調べてみました。3月3日は、旧暦の「桃の節句」にあたり、桃の花が邪気を払う力を持つとされており、五節句の一つとして古くから重要視されており、「雛流し」という風習があり、身代わりとして人形に罪や穢れを移し川に流していたそうです。貴族社会での「雛遊び」が民間に広まり、形を変えて今のひな祭りとなったようです。我が家でも、毎年七段飾りのひな人形を飾っておりましたが、組み立てるのが大変で、今年は簡単に飾れるセットケース入りのひな人形となりました。

ひなまつり 3月3日 祝日に

ひなまつり 七段飾り もう無理や

ひなまつり 娘の代から 四十年

ひな人形 じじばばともに 古くなる

  (昨年までのひな人形と今年はこれ)

 

 

食料供給困難事態対策法

2025年03月02日

農林水産省のホームページに次のような法律が成立したと書いてありました。そのまま引用いたします。

(近年、世界的な食料需給の変化と生産の不安定化により、食料供給が大幅に減少するリスクが高まる中、食料供給が減少し、国民生活・国民経済に影響が生じる事態を防止するため、平時からの対応に始まり、必要な対策を政府一体となって早期から措置を行う「食料供給困難事態対策法」が令和6年の通常国会で成立しました。)という内容です。その下に注釈として5項目の強制するものではない旨が記載されておりました。例えば現実を見ると、私もJA(農業協同組合)の組合員です。田畑を持ち、以前はお米を栽培しておりました。(実際は、近所の方に作ってもらっていましたが。)作ってもらっていた方も高齢となり、2年前に返してこられ、過去のブログにも書いた通り、障害者福祉施設2か所にお貸しすることができて、維持管理も併せて、野菜や黒ニンニクの栽培をされています。我々の集落も登録農家は25軒、しかも平均年齢を調べてみると、70歳を超えていました。全国平均も69歳、日本全国で次の担い手がいません。そのような中で、わが地区は5ヘクタール(15,000坪)を圃場整備事業として小さな田を1枚の大きな田にして用水路や農道を整備して農業法人など大きな組織の担い手に委託していく計画を行政と一緒になって進めていこうとしています。先日承諾書に署名捺印したところです。また、日本のカロリーベース(国内で生産された食料がカロリー換算でどれだけの割合を占めるか)の食料自給率は、1965年の73%から2022年の38%まで約半分に減少しました。日本の備蓄米はおよそ100万トン、ほかの食料が完全に輸入できなくなると2,3か月しか持たないそうです。米の価格が5kg4000円と例年の2倍近く値上がりしており、庶民を苦しめています。誰かが自分の利益のために買い占めており、そのために値上がりしたとも言われています。ようやく政府は備蓄米21万トンのうち15万トンを3月初旬に放出するそうです。せめてお米だけでも自給率を上げ、お米は玄米のままであれば、長期保存が可能な食料ですので、倉庫など管理コストが必要とは思いますが、備蓄米を増やし、まずは食料の確保を最優先にして、今まで減らしてきた予算を農業、漁業分野に国は予算を増やして、食糧危機に備えてほしいと思います。子や孫、未来のために。