日本時間で8月10日、トロント・ブルージェイズ戦で大谷翔平選手は、40号のホームランを打ちました。これは大リーグ現役選手として3年連続40号以上は初めての記録となります。ドジャー・スタジアムは大歓声、トロント・ブルージェイズのファンからも温かい拍手喝采、しかも相手チームのジョン・シュナイダー監督も大谷選手に拍手を送っておりました。打たれた投手はクリス・バジット、2023年にトロントに移籍してからは16勝、10勝、今年はすでに11勝しているエース、彼の得意のシンカーをものの見事にバックスクリーンにホームラン、ホームランの手ごたえがある時はバッターボックスで立ち止まりボールの行方を確認する「確信歩き」を見ることができました。ユーチューブに次のような動画がアップされておりました。打たれたバジット投手は野球を始めたばかりの10歳の息子さんを連れて、試合後に大谷選手に挨拶に行きました。大谷選手の様に二刀流がしたいという無謀な夢かもしれないが、親として応援したいという思いで会いに来たそうです。大谷選手は息子さんと同じ目線になるように膝をついて話をしました。「夢は大きければ大きいほどいい、二刀流は難しいけれど、挑戦することに意味がある、毎日少しずつでも努力を続ければ、必ず成長できる、君なら絶対にできるよ」と最後に「お父さんは素晴らしい投手だ、今日の対戦は楽しかった、お父さんから学ぶことがたくさんあるはずだから、しっかり見て勉強するんだよ」と付け加えたそうです。このようなことを普通に言える大谷選手だからアメリカでも沢山の人に尊敬され、愛されるんですね。野球というスポーツを通じて二刀流ではベーブ・ルースを超える活躍を続ける大谷翔平選手、試合以外でも彼の一挙手一投足を見逃すことはできませんね。

子供とも 同じ目線で 話す彼

誰からも 尊敬集め 答え出す