私が、総代をしている信徒寺の曹洞宗「閻通山・松山寺」は昔から8月9日に施餓鬼供養を行います。5日には世話人全員、掃除や準備のお手伝いです。どの宗派のお寺も8月初めから8月終わりにかけて施餓鬼供養を行います。お寺さんにとっては一大イベントです。また、檀家寺である浄土宗「金剛山・成仏寺」でも施餓鬼供養が8月19日に行われ、参列いたします。施餓鬼供養の日、朝早くお寺に行って、本堂の回り廊下の雨戸を開けておりました。何となく境内にある池、水は枯れていましたが、池の中でうごめく物、よく見るとマムシではありませんか?頭は逆三角、体の文様はマムシそのもの、じっくり観察していると餌になるカエルを物色中?兎に角、動画を撮影しておきました。午前11時から施餓鬼の法要が始まりました。いつも通りの読経が響き渡る中に、一羽の蝶が導師様の後ろに、ちょうど初施餓鬼(今年に亡くなられた方の施餓鬼供養)をしている時です。蝶に変身して、この場へお帰りになった?そんなことを思いながら蝶を眺めておりました。厳かな中に行われる施餓鬼供養、非常に貴重な瞬間に居合わせていることを大事にしたいと思います。とは言いながら礼服&黒ネクタイという正装で冷房も聞かない本堂で汗をかきながら1時間以上、これも修行と割り切って参列しております。でもやっぱり暑いです。早く上着は脱ぎたいなー。

施餓鬼会は 自分見直す ええ機会

父・母も お帰りなさい 盂蘭盆会

2年前に詠んだ川柳

本堂に 読経響く 神聖さ

鐘・太鼓 ハモる念仏 そこに銅鑼(どら)

施餓鬼供養一口メモ:餓鬼道とは、迷いの世界を六つに分類した仏教の世界観で、すべての生き物が生まれ変わり続ける輪廻の道を差し、その一つが、餓鬼道で、飢えと渇きに苦しむ亡者の世界、餓鬼に施すことで餓鬼の苦しみを和らげ、同時に施す方も功徳を得るという慈悲を実践すること、それが施餓鬼供養です。

本堂                      施餓鬼壇
 
それぞれのご先祖様の施餓鬼供養
この池にマムシが

 

初施餓鬼に蝶がしばらく佇んでいる
法要が終わると飛び立つ蝶
百日紅(サルスベリ)の花が鮮やかな境内