12月5日、川西市多田の料理屋「かぐらざか」で忘年会を行った。今年3月半ば松山寺先代住職が92歳、天寿を全うされた。数年前から体調を崩されて伊丹市の同門である曹洞宗の荒村寺様にお世話になっていた。松山寺の相続や継承がようやく片付き、住職ご夫妻並びに役員等10名参加のもと忘年会を行った。挨拶で住職様は、亡くなられた先代を思いつつ来年に向かって希望の持てる年「望年会」としたいと仰られた。仰られる通り、役員一同は70歳を超えており、残り少ない人生を、一年一年希望の持てる年としたいと願っている。みんな楽しく飲んで食べて有意義な2時間を過ごすことができた。次は年末大晦日の除夜の鐘突き、今年一年の厄を祓い、来年午年には「天高く馬肥える秋」としたい。
只管打坐 無心の境地 私無理
欲を捨て ただただ無心 私無理
(荒村寺住職様 作)
私無理 私無理でも 皆仏
荒村寺一口メモ:荒村寺の名前の由来は江戸時代に伊丹の木綿屋徳三郎という方が、伊丹市堺町(今の伊丹3丁目辺り)の閑室(人気のがなく静かな場所で禅宗ではこうした静かな空間で座禅や瞑想を行う場所)に禅宗の高層を招いて、参禅したのが始まりで天保年間に一妙法国尼が開基となり、「城山庵」と呼ばれ、有岡城の城主だった「荒木村重」の古城跡にちなんで、「荒村庵(こうそんあん)」となり、昭和39年(1964年)に現在の「荒村寺」という正式な寺号になったそうです。
荒村寺様のホームページ、ぜひ一度閲覧ください。https://kosonji.com
「料理屋 かぐらざか」 「懐石料理一式」

「今の荒村寺」






