懲りずに、またまた大谷翔平選手の話を書きます。

ドジャースタジアムで同じナショナル・リーグ東地区の優勝チーム「フィラデルフィア・フィリーズ」を迎えての大事な二戦目です。「ロサンゼルス・ドジャース」はナショナル・リーグ西地区で首位ですが、「サンディエゴ・パドレス」と2ゲーム差で優勝を争っています。この試合、大谷翔平投手が先発し5回をノーヒット・1ファーボールのみに抑えて、4:0とリードしてロブレスキー投手に託して降板、次は打者に専念です。なんと6:4と逆転されて勝利投手の権利を失いましたが、8回に二年連続の50号のホームランを打ち、他の選手を奮い立たせ、連打で同点、6:6になりました。が、9回表スリーランホームランを打たれて6:9で敗れてしまいました。フィリーズのロブ・トムソン監督の勝利インタビユーで大谷選手について語っています。「翔平と対戦するために、事前に対策を練って臨みましたが、シュワーバー選手は「あの速球にはどうすることもできなかった」と言っていたし、他の選手も手も足も出なかった、その後打者として50号を打つ、投手と打者をここまで完璧にできるのは映画や漫画の世界にしかないと思っていたが、翔平は現実にそれをやってのける、翔平はMLB史上最高の選手、野球の神様をこの目で見られて本当にうれしい、敵味方という立場を超えて一人の野球のファンとして彼のプレーを見守っていきたい、今日という日を一生忘れません」とまで言わしめた。また、自軍のシュワーバー選手は53号のホームランを打っていて大谷選手とホームラン王を争っていますが、1回にシュワーバー選手との対決で制球の良い164キロの速球と変化球を駆使して三振に打ち取った時にトムソン監督はベンチから拍手を送っていました。さらに8回に50号のホームランを打って、50号2年連続(過去の達成者は5人)そして50―50(打者として50号ホームラン、投手として50奪三振・史上初めて)を達成した時も同様にスタンディングオベーションで拍手を送っていました。ロブ・トムソン監督は、本当に野球が好きなんですね。ちなみに本日の三戦目に2試合連続で51号を打ちましたので、後2本差です。大谷翔平、目指せホームラン王、そして手に入れろMVP。

「大谷の後を引き継いだロブレスキー投手が試合後に謝りにきた時に大谷翔平が言った日本のことわざ」

こんなことも言ったそうだ。「誰でも打たれる時もある。次に頑張ってよいピッチングをすればいいんだ」と。

失敗は 成功のもと そう言った

大リーグ プロ野球より 面白い

フィラデルフィア・フィリーズ一口メモ:所在地は、ペンシルベニア州フィラデルフィア市、人口は160万人、所属はナショナルリーグ東地区、現在91勝62敗で二位のニューヨーク・メッツに12.5のゲーム差を付けて、阪神タイガース同様、断トツのリーグ優勝を飾る。

大リーグポストシーズンの対戦図

ドジャース            フィリーズ