最近早く目が覚めます。早く寝るからなんですが、朝の方が頭が冴えておりまして、ブログを書くのは朝と決めております。前回のブログで99歳の義理の父親のことを書きましたが、こんな記事を発見しました。90歳の現役医師の折茂肇先生の著書「90歳現役医師が実践する(ほったらかし快老術)」その一部を抜粋・編集したものです。100歳の人たちが語った長生きするための秘訣は、「無病息災」ではなくて「一病息災」で生きる老いとの上手な折り合い方だそうです。75歳を過ぎてホンモノの高齢者になった時、病気があっても元気に生きる、そのための心の持ちようが肝要である、大原則は「おおらかに考える」ことをすすめたい、病気の有無より機能の有無が大切、そういえば、99歳の父親も白内障で目が見にくくなったので、すぐに白内障の手術をして、裸眼で新聞が読めるようになり、耳が聞こえにくくなるとすぐに補聴器を付けるなど衰えた機能を補う対応をしています。機能が衰えたとしても人間らしい生活ができるかできないかが重要ということですね。そのようにしていくと「細かいことは気にしないという境地」にたどり着くことができる、衰えてしまったことを嘆くのでなく、「じゃあ、どうする?」と発想を転換させて「できること」を考える、あるいは「なるようになるさ」と開き直って、「たいていのことはなんとかなる」ととらえているから、思い悩むこともないし、自分のできることをしながら毎日気ままに生活できていると折茂先生は締め括っておられます。早速読んでみようっと。

この2題は、小林一茶の晩年の川柳・江戸時代の三大俳人の一人(後は松尾芭蕉・与謝蕪村)

ああままよ 生きても亀の 百分の一

秋風や あれも昔の 美少年

 

老いるほど 何とかなるさ これ大事

九十九 あと一年で 百歳か