対馬の観光をお伝えします。対馬は下対馬と上対馬に分かれていて、万関橋でつながっています。下対馬の中心街厳原(いずはら)にホテルを取り、天智天皇が朝鮮の白村江の戦いで敗れて、防衛強化のために667年に築いた金田城跡を見学に行きましたが、車で進めば進むほど辛うじて「ヤリス」が通れるくらいの山道、歩いて上る勇気もなく残念して入り口で看板のみ撮影して、次の場所の元寇が上陸したという小茂田浜の古戦場址へ、浜の近くに文永の役で活躍して討ち死にした対馬の守護代「宋助国公」が祀られている小茂田濱神社に参拝、誰もいませんでした。横の浜にも人っ子ひとりおらず、とりあえず厳原へ戻り昼食後、一路対馬の最南端、豆酘崎(つつざき)へ、対馬は山が多くてそれも500m以上もあり、山の間をくねくねと車が一台通るのが精いっぱいで対向車を気にしながらも一台も出会わずに豆酘崎の駐車場に到着、灯台までは30分と書いてあったのであきらめて見晴らしの良いところで、写真と動画を撮影、帰り道はおよそ35km午後4時過ぎに厳原に戻り、ホテルにチェックインしました。次の日は早朝から船に乗って壱岐へ、午後に帰り着き昼食後ホテルに戻り、徒歩で宋家の金石城跡と万松院(日本三大墓地の一つ、後二つは金沢の前田家の墓地、萩市の毛利家の墓地)をゆっくりと見学、見学者は少ないでしたが、ほとんど韓国の方ばかりでした。三日目は、上対馬へおよそ100km位か、和多都美神社(わたづみじんじゃ)へ参拝し、続いて海神神社、ここはとにかく急な階段がジグザグと続いており、途中で諦めて引き返す方もいましたが、27度位でさほど汗もかかずに登りつき参拝。国道382号を走っていると「ヤマネコ飛び出し注意」という看板を見かけるようになり、それではと「対馬野生生物保護センター」へ行きました。やはりメインは「ツシマヤマネコ」10歳の名前はかなた君といいますが檻の箱の寝床で昼寝をしていました。また、見学者は私一人でした。続いて韓国が見える丘「韓国展望所」へ、すると大型バス3台が止まっており、あっちもこっちも韓国からの観光客ばかり、韓国語が飛び交っておりました。近くの比田勝港には「国際ターミナル」があり,釜山港から50kmですから、至る所にハングル文字の看板やこんな自動販売機もありました。残念ながら釜山は見えませんでした。午後4時に比田勝港近くのホテルにチェックイン、ヤマネコや韓国展望所はPART1でもお伝えした通りです。飛行機の欠航にもめげずに、何とか予定通りに自宅に帰り着きました。目出度し目出度し。
助国が 対馬のために 戦った
先人の 頑張りあって 今がある
金田城跡の看板
小茂田濱神社と宋助国公の像
小茂田浜の古戦場の看板
小茂田浜の動画
対岸から見た豆酘崎灯台(左端のとんがり)
豆酘崎から見える動画(海上保安庁の船)
金石城跡
万松院(天台宗・ご本尊は薬師如来)と宗家の墓地に繋がる階段
和多都美神社
全景の動画
海神神社
比田勝港国際ターミナルと運航客船
ハングル文字と変わった自動販売機