先日、ゴルフへ行った時の話です。当日の天気は、曇りで冷え込みもまあまあで、晴れ間が覗いておりましたが、突然雨が降ってきました。また止んでまた降るような雨、晴れ間も見えておりましたが、ゴルフ仲間がこれは「狐の嫁入り」やと言っていたので、調べてみるわと言って、今このブログを書いています。

天気雨という類語があります。字の通り、その原因は「雲が流されて雨だけが落ちてくる」「遠くで降った雨が強風で流されて、晴れた場所で落ちる」という気象現象ですが、昔の人は怪奇現象と捉えて、説明のつかない現象を「狐に化かされているのではないか?」「狐の嫁入りを人の目から隠すために、雨を降らせている」と恐れ、「狐の嫁入り」と呼ばれるようになったそうです。ちなみに英語では「SUN SHOWER」字の通りですね。イギリスでは「MONKEY,S BIRTHDAY」と言うそうです。もう一つの疑問は、「狸の嫁入り」とはどうして言わないのか、同じように化かす能力はあるのにと思い、狐と狸の相違を三点、狐①変幻自在②知恵と策略③神秘的な存在、狸①いたずら好き②変身能力③庶民的な存在、という違いから狐は神のお使い(稲荷神社)狸は神聖な存在ではなくもっと身近な存在、この辺りが「狸の嫁入り」とはならなかったんでは??

関西は 神のお使い 狐さん

天気雨 そんなの言わない 関西は

狐さん お稲荷さんに 祀られる

改めて 狐と狸 好対照