鈴木一朗(イチロー)氏が日本に続いてアメリカの野球殿堂入りを果たしました。規約にはどちらも引退後五年以上経っての一年目の選出でした。選考基準は日米で少し違うようで、日本は①,野球記者(長年にわたってプロ野球を取材している経験豊富な記者)②野球評論家(現役または引退した野球選手や監督、コーチなど、野球に詳しい専門家)③野球関係者(野球連盟やプロ野球チームの関係者など、業界内で高い評価を受けている人物)。この選考委員会が引退した選手や関係者の実績や功績を評価して、投票により殿堂入りの候補者を選定し、一定の基準を満たした場合に、殿堂入りが決まります。今年は次の四名でした。鈴木一朗さん(51歳)岩瀬仁紀さん(50歳)掛布雅之さん(69歳)そしてプロ野球審判員の富澤宏哉さん(93歳)でした。アメリカの選考基準は、「全米野球記者協会(BBWAA)」により決定されます。イチローさん(NPB:9年1278安打・MLB:19年3089安打・合計4367安打はプロ野球史上最多の安打数としてギネス世界記録)は394名中393名、後1票足りなかったそうです。他にはCCサバシア44歳(大リーグ19年で251勝)とビリー・ワグナー53歳(大リーグ16年47勝422セーブ)が殿堂入りされました。次は間違いなく大谷翔平選手、それまでにはまだまだ楽しませて頂けますが。
イチロー日米同時に野球殿堂入り
2025年01月27日