文章が長くなりますが、ご容赦願います。
対馬に3泊して、厳原の居酒屋2軒、比田勝の寿司屋と寿司屋に紹介していただいたスナックに行った時のそれぞれのお店を紹介します。まずは一日目、居酒屋「汐路」に午後六時入店しました。カウンターに3名おられました。まずは先付のねぎの酢味噌和えと刺身の盛り合わせを頼み、生中と対馬の地酒白嶽の生酒を頼みました。ちょうど目の前にこの店の女将さんが座っておられ、どちらからですかと聞かれ兵庫県ですと答えると私も滋賀県出身で若い頃京都で働いていましたと言われて京都の話で盛り上がりました。お歳はと聞くとなんと八十八ですとの返事、どう見ても七十台にしか見えませんねとヨイショすると喜んでいただき、米寿のお祝いですと一杯継がせていただきました。カウンターの棚には「おばんざい」が並んでおり、適当に見繕ってとお願いし、それをあてに白嶽の生酒をもう一本頼みました。息子さんとその奥さんと3人で切り盛りされており、大変アットホームなお店で他のお客さんとも話が弾みアットいう間に3時間、楽しく飲んでちょうど良い気分になり、明日も早いので、お礼にこの前行ってきた金閣寺・銀閣寺のお札になった入場券のコピーをお渡しすると大変喜んでいただきそのまま神棚に飾っておられました。楽しいひと時に感謝です。二日目はその近くのちょっと上品なお店旬彩「和らく」、午後6時入店もすぐに一杯になり、器が上品、料理も美味しくて、先付はポテサラ、ハイボールにまたまた白嶽の生酒、これしかないとのこと、一本頼み、刺身盛り合わせ、大きなサザエが入っていました。こりこりで美味しく頂戴、ついでにサザエのつぼ焼きに、小エビのから揚げを頼み、1時間美味しく、静かに、ゆっくり頂戴し、お店を後に、少し旅の疲れもあり、ホテルに帰り、すぐに爆睡しました。三日目は元気百倍、事前に予約していた比田勝の寿司屋「三楽寿司」へ、先付はわかめの酢の物、刺身盛り合わせを頼み、生ビールと燗酒注文、ここでも白嶽だけ、熱燗2合をおろししらす、対馬名物「とんちゃん」注文、ちなみに韓国風に味付けされた豚肉とのこと、最後に握りの盛り合わせを頼みました。大将は、まだ30代くらいか、3代目だそうで、お手伝いは、お姉さん、帳場ではお父さんが料理も手伝っておられるとのこと、ここでも1時間半美味しく頂戴、終わりにどっか気の利いたスナックはありませんかと聞いたら歩いて1分の所にスナック「城」を紹介されて行ってきました。なんと店内はレトロなBAR、ママさん一人、貸し切り状態、ママさんとゆっくり話が出来ました。ご主人が6年前に亡くなり、元々福岡でバーテンダーの修行をして、家の家業は旅館をしていたので、スナックもするようになって40年だそうです。200坪もある敷地に旅館と借家もされていたそうで、二人でカラオケをして楽しく2時間ほど過ごしてお勘定をしていたら、10名の団体さんが入ってきました。ママさんは私を福の神やと喜んでおられました。手伝いを呼ばないけないと電話されていました。実は娘さんだそうです。もっと早く呼んでや。(本音)入ってきたお客さんの団体は何と海上保安官でした。1800円ですと言われそれは安すぎるとちょっと奮発して店を後にしました。今日も楽しかったなー。
旅に出て 一人飲む酒 たまらんなー
行く店は それぞれ違う これも良き
居酒屋「汐路」
旬彩「和らく」
「三楽寿司 」
スナック「城」
渡した金閣・銀閣のお札兼入場券