みなさんよくご存じの「007」ジェームズ・ボンドが主人公のスパイアクション、一度は映画を見られたことがあると思います。私も昔からよく見ておりました。今回偶然に「プライムビデオ」で「NO TIME TO DIE」の最終作を見ました。「死んでいる暇はない」と言うような意味ですかね?過去の007シリーズを調べてみました。1963年に第1作が公開されて、全26篇になります。最終回のこの映画は、2021年に公開されて58年です。ジェームズ・ボンド役も6代目、初代は「ショーン・コネリー」で7作、2代目は「ジョージ・レーゼンビー」で1作、3代目は「ロジャー・ムーア」で7作、4代目は「ティモシー・ダルトン」で2作、5代目は「ピアース・ブロスナン」で4作、そして最後の6代目が「ダニエル・クレイグ」で5作となります。ジェームズ・ボンドは、「イギリスの秘密情報部MI6(軍情報部第6課」に所属するエージェント(スパイ)、実在する組織です。なぜこの映画の事をブルグに書こうと思ったのは、最後にボンドが亡くなり、MI6の仲間たちが集まり、哀悼の意を表するときに責任者のMがアメリカの作家「ジャック・ロンドン」の言葉を引用して次のように言いました。  “The proper function of man is to live, not to exist.”人間の本来の役割は、ただ存在することではなく、生きることだ」この言葉の意味と背景から「単に生き延びることや安全に日々を過ごすことではなく、意志を持って人生を充実させることの重要性を説いているように思います。さらにこう続けています。I shall not waste my days in trying to prolong them.I shall use my time.「私は日々を延ばすことに時間を費やさない。私はその時間を使う」つまり人生の長さよりも密度や充実度が大切だという考え方です。この映画を見ると何を言っているかお分かりになると思います。一度観ては如何ですか?

MI6一口メモ:ジェームズ・ボンドが所属するMI6は、海外での情報収集、外国の政治・軍事・経済に関する諜報活動、MI5は、国内のテロリズムやスパイ活動の監視・摘発、極端思想やサイバー脅威への対応、警察・政府機関と連携しての治安維持活動、どちらも実在します。

1963年製のアストンマーティンDB5、最終作でも出てくるイギリスのジェームズ・ボンド愛用の名車