またまた、大谷翔平選手のいい話を見つけたので、続けてですが、披露したいと思います。第4戦の7回途中の10奪三振と3ホームランはMLBでももの凄い事なんですね。二つのお話をお伝えいたします。一つ目は対戦相手のミルウォーキー・ブルワーズのパット・マーフィー監督が翌日、大谷翔平選手の大ファンの息子二人を連れて大谷選手にサインボールを持って会いに行った時に聞いたそうです。どうしてあんなことが出来るんだと、大谷選手は答えました。野球の呼吸(息づかい)を感じる様にするだけです。一球一球の投球と一振り一振りのスイングに集中していれば他の事は自然にできると答えたそうです。監督は、そうか、技術やデータではなくて直観と信念だけということかと理解したそうです。それから大谷選手は二つのボールにサインして、「オースティンとジャクソンへ、ずっと野球を好きでいてね」と書き添えて、言葉で次のように言いました。「毎日お父さんとキャッチボールをしてね、そこから全てが始まるんだよ」と大谷は、勝者の笑顔ではなく、今もなおこのゲームを初めての日の様に愛している笑顔なんだと感じ、監督は胸を打たれたそうです。二つ目は、その話を聞いたもう一人のかつての名選手・名監督のダスティ・ベイカー氏(76歳、大谷翔平の大ファン・監督歴26年・ヒューストン・アストロズを率いて2022年ワールドシリーズを制した名将)は、記録とデータの世界と感情と記憶の世界を繋いだ野球の魂は別の所にある、さらに大谷翔平はグランドで物理の限界を破り、グランドの外で感情の限界を超えたと言っています。難しいなー。また会見で記者がこの試合までは不調でしたが、この試合でやっと報われましたねと聞いた時、ベイカー氏は、その記者に向かって、「不調、スランプ、そんなことで議論してはいけない、彼は努力や運を超えたところで野球をしている、努力の果てにある領域を示している、天性の才能と人間が超えた努力と日本が育んだ(礼儀と誠実さ)これら全部が一つになっている、「彼は野球の神様そのものなんだ」と言われたそうです。嬉しいなー。大谷翔平選手は、野球を通じて日本人の本質を伝えてくれるかけがえのないナイスガイ、私も気持ちだけでもそうありたいと思います。そしてドジャースの対戦相手が決まりました。アメリカンリ―グの覇者トロント・ブルージェイズです。10月25日からワールドシリーズが始まります。ドジャース2連覇なるか?
ワールドシリーズ対戦チーム