10月4日に自民党総裁に高市早苗さんが選ばれて18日目10月21日に臨時国会が召集されました。自公政権から公明党が離脱して、どうなるかとハラハラして見ておりましたが、日本維新の会との連立が10月20日夕刻に合意、調印されました。衆参両院で投票されますが、両院で異なる人物が指名された場合は、衆議院の議決が優先されるという「衆議院の優越」というルールがあり、日本国憲法第67条に規定されております。衆議院では投票総数465票過半数233票です。投票結果は。高市早苗氏237票・野田佳彦氏149票、参議院では投票総数248票過半数125票です。投票結果は高市氏123票・野田氏44票で過半数に満たないので、上位2名による決選投票は高市氏125票・野田氏46票・無効47票・白票28票となり、衆参両院とも高市早苗氏が第104代の女性首相に決まりました。自民党と日本維新の会の連立政権です。衆議院では自民党196議席・日本維新の会35議席で合わせて231議席、参議院でも自民党101議席・日本維新の会19議席で合わせて120議席で、両院ともに過半数に届いていません。高市総理にとって、これからがいばらの道です。高市氏が若き政治家時代から尊敬してきた「鉄の女」イギリスの元首相のマーガレット・サッチャー氏は「信念の政治」信念の強さと断行力でイギリスを再生されました。サッチャー氏は信念を政策にかえました。高市氏は信念を構造に変えて、この閉塞した政治・経済を変革し、経済政策「サナエノミクス」で日本再生をお願いします。
憲政史上初女性の内閣総理大臣誕生
2025年10月22日
