花まつりについては、PART1で書きましたが、法要は、花で囲まれたお釈迦様の像に「般若心経」読経の中、参列者全員で甘茶をお掛けします。お釈迦様誕生の際に龍が天から香湯(香水)を降らせたという故事に基づき、お釈迦様の誕生時の姿を表わした誕生仏(像)に甘茶をそそぐ風習だそうです。法要が終わり、続いて「講話」がありました。なんと川西警察署 生活安全課の方が、「特殊詐欺について」というテーマで30分お話しされました。ほとんどの出席者は70歳以上の高齢者です。川西‣猪名川管内で高齢者の詐欺被害が多発しており、特に海外からの川西警察の電話番号でかかってくるケースもあり、注意喚起をされました。特殊詐欺には気を付けましょう。
続いて「落語法話」を一時間、お話しされるのは、丹波篠山市の曹洞宗 長楽寺住職 安達 瑞樹老師、51歳、「駒沢大学の落語くらぶ」で腕を磨き、大本山 永平寺で修業(もちろん落語の修行ではありません)をされ、落語で法話をしてはと後押しされて、全国いろんな所で、特に東日本大震災被災地の復興支援事業に参加されて落語と法話を織り交ぜて活動されておられます。今回も素晴らしいお話を聞かせていただき、「生きている」のではなく「生かされている」ということを面白可笑しくお話ししていただきました。最後にはギターとハーモニカで松山千春さんの「大空と大地のなかで」を皆で合唱して、合掌で締めくくられました。有意義なひと時でした。感謝・感謝。
桜まだ 甘茶が匂う 花まつり
今生きる みんなの助け あればこそ