今日は、お釈迦様の誕生日です。猪名川町仏教会・総代会主催の「花まつり」に出席してきました。「花まつり」とはお釈迦様の誕生を祝う仏教の行事で、キリスト教が12月25日のクリスマスにイエスキリストの誕生を祝うのと同じく、仏教では4月8日の灌仏会(かんぶつえ)に、お釈迦様の誕生を祝うことを一般的に「花まつり」といわれています。今年は4月2日に猪名川町内の各寺院の住職や檀信徒およそ100名出席のもと猪名川町杉生にある「曹洞宗 景福寺」で行われました。お釈迦様は、ヒマラヤの麓の小国シャーキャ(釈迦)国の国王の息子としてお生まれになり、幼名はシッダールタと名付けられ、非常に聡明で国王である父親からも大いに期待され、16歳で結婚するも29歳の時に人が直面する「老い・病気になる・死ぬ」という苦しみに悩み、悟りを得たいと強く考え、妻や子どもを残し、出家されました。バラモン教の教えに従いながら仙人に弟子入りし、修行の日々を過ごすも答えを見いだせず、苦行で倒れているところを村の娘に助けられ、その地にある菩提樹の下で瞑想を開始。悟りの境地に達せられました。そこから仏教の布教を開始され、多くの信者が出来て80歳で入寂されました。仏教の原点は、北インドから始まり、2500年後の日本のこんな片田舎でお釈迦様の誕生をお祝いする場にいる、なんか感慨深いものがありますねー。

(AIに「悟り・仏・心」というテーマを与えて「川柳」を考えてもらいました)

悟りとは 仏の心に 寄り添いて

心澄む 仏の教えに 春が舞う

(うまい)

(自分で作ってみると)

悟るには まずは欲を 捨てなさい

捨てようと 思えば欲が 増えていく

(花まつり「お釈迦様に甘茶をかける」)

(花まつりの会場 曹洞宗 景福寺)