元旦に檀家寺成仏寺の和尚様が、「修正会」の読経が終わったあと法話をされました。令和7年は、正確には干支では乙巳(きのと・み)だそうです。干支は、「十干(じっかん)甲、乙、丙、丁、戊、己、庚、辛、壬、癸」と「十二支(じゅうにし)子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥」の組み合わせで60通り、今年は42番目の乙巳です。2025年の「乙巳(きのと・み)」は、「乙」は十干では第2位であり、困難があっても紆余曲折しながら進むことや、しなやかに伸びる草木を表しています。「巳」は蛇のイメージから「再生と変化」を意味します。脱皮し強く成長する蛇は、その生命力から「不老長寿」を象徴する動物、または神の使いとして信仰されてきました。この2つの組み合わせである乙巳には、「努力を重ね、物事を安定させていく」といった縁起のよさを表していると書いてありました。

もう一つ「流水無間断(りゅうすいにかんだんなし)」と言う禅語を仰られていました。清らかな流水は絶えることなく流れつづけている。一瞬の中にある自然の永遠の姿をいい止めた語ですが、間断することなく衰えることのない不断の努力精進が大きな実りをもたらすという深い意味がふくまれているそうです。

今年はそういう年だそうです。皆さん、それぞれの目標を持って今年一年頑張っていきましょう。

ちなみに「還暦」は干支の60年の周期で生まれた年に戻るので、60歳が還暦、歴に還るということだそうです。

元旦に 神社とお寺 はしごする

三カ所を 続けて回り 昼すぎる

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知らなんだ 干支と十二支 違うんや